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「脳科学と芸術」第一回シンポジウムに行ってきました

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JSTの知人の紹介で、生存科学研究所主催のシンポジウムに行ってきました。
目的はZMPの音楽ロボットmiuroの新しいアプリケーションのネタ探しであり、本シンポジウムの午後の部で「複雑系音楽と脳」池上高志東大助教授の講義を聴くことでした。第一印象は、ラフな服装と今風の口語調の語り、自分の考えをストレートにわかりやすく伝えるかたで、凄くいい感じでした。
音楽家とコラボレーションして、自律的に音楽を進化させるシステムを制作されたデモビデオを発表されました。ぜひ、実際のデモを体験したいものです。後で名刺をお渡ししたのですが、先生はお持ちでなかったため、早速その日にメールでご連絡くださいました。一度研究室に遊びに行こう。
続いての講座は、藤井直敬博士の

「香道と脳」。第一印象は、おしゃれなファッションデザイナーのようないでたちで、トークもフランクな語りで、面白い、ナイスキャラ(失礼)。香道の熟練者の脳活動を光トポグラフィという装置で計測した実験データと分析が面白かった。香りを当てるゲームで、最初の瞬間的な直感の後に、いろいろ考えをめぐらす推論プロセスに入るようですが、推論がふらふらしてしまい、その結果推論の中から選んだ場合、間違っている場合が多いようです。直感の後に推論が立つけれど、すぐに収束している場合は、正解なんでしょうね。このような経験は、実生活、ビジネスに置いてもあります。その後、懇親会でお話をしたときにわかったのですが、藤井博士はサルの研究の先鋭的な研究者で、ZMPのnuvoも2体購入いただいていました。miuroとペットのお話をしましたところ、結構気に入ってくださいました。

次は、千住博 京都造形芸術大学学長の「芸術家から見た脳科学への期待」。芸術の起源を旧石器時代の洞窟の壁画を切り口に、今まで聴いたことのないとても新鮮な話の展開に、聞き入ってしまいました。千住さんは、日本画が専門なので勝手にイメージをしていたのですが、私の想像とまったく違った、考えのスケール感に圧倒されました。
「芸術とは、知らない人と仲良くするため、知ってもらうためのもの」。「時間と空間をどう捉えるか」、「イマジネーションをコミュニケーションする」等など、素晴らしいフレーズが連発。
人になかなかわかってもらえないことを、わかってもらうように活動すること、まさに新規事業の立ち上げなど通じるものが多い。

最後に、「芸術・教育・脳」日立製作所小泉英明博士。第一印象は、スーツをきっちり着こなし、穏やかで品のある語りは、NHKのベテランアナウンサーのようでした。難解な技術を、下手にはしょらず、わかりやすく説明され、さすがでした。最新の技術で、解明された脳の働き、客観的な実験データに基づく理論構築は、MRI、光トポグラフィを製造している日立ならではなのでしょう。

そのほか、出席しなかったのですが午前の部では、岡ノ谷一夫博士、北岡明佳立命館大学教授とは、懇親会で少しお話させていただきました。講義に出ればよかった、残念。
ほんの1講座聴くつもりが、ついつい面白くて最後まで聴いてしまい、JSTの知人の顔で、その後の懇親会までお邪魔してしまいましたが、充実した一日でした。

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プロフィール:株式会社ゼットエムピー

世界初のロボットベンチャーとして、ヒューマノイドロボット開発一筋に取り組む株式会社ゼットエムピー (ZMP) 。ピノキオをイメージした PINOやエデュケーションやエンターテイメントで活躍するnuvo の開発などを通じて、いつかは鉄腕アトムと同様に、人間の生活を支援するロボット創造を目標としている。エデュケーション事業では、e-nuvoが工業高校、高専、大学、研究所、企業エンジニア研修に急速に普及しており、エンターテインメント事業ではnuvoが国内外で高い評価を得ている。

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