大学の医務室と病院で働く看護師の違いはどこ?

大学の医務室で働く看護師のイメージは、一言で言えば「保健室の先生」のようなものです。
小中高校では養護教諭の免許が必要なのですが、大学の医務室の場合は看護師や保健師の資格があれば仕事に就くことができます。


大学の医務室での仕事内容は、大学の職員、生徒たちの健康管理・健康診断・健康相談・ケガや体調不良の応急処置や病院搬送の判断などのほか、初めて親元を離れ不安やストレスを抱える学生たちのメンタル面でのサポートも重要視されています。


部活などで怪我をした場合の応急処置は、学校医が常勤していればそのサポートを行い、学校医が不在の場合には病院での治療が必要かどうかを見極めることになります。


特に大学の部活ともなると本格的で激しいものとなり、スポーツに関する怪我は非常に多くなります。また理系の学校では実験などもあります。授業中の怪我などに対しても適切な処置をほどこします。


大学の医務室で働く看護師の主な仕事内容

 健康相談(病気の予防や心理カウンセリング含む)
 定期健康診断の実施
 カルテなどのデータ管理・書類作成
 ケガや病気の応急処置・病院への搬送判断など

病院勤務の看護師との大きな違いは?


 医療行為そのものを行うことは少ない
 学生の相談・カウンセリングなどの業務が中心
 主にカレンダー通りの勤務で夜勤や土日勤務は少ない

大学の医務室で健康管理を行う中ではデスクワークも必然的に多くなります。パソコンのオフィス系のソフトが使えるなど一般的な事務スキルもまた必要になってくるでしょう。
これまであまり経験がないという看護師の方は、EXCELやWordといったPCスキルもしっかりと補っておく必要があります。



大学の医務室で働く看護師のメリット・デメリット

大学の医務室で働くメリットは、大学の開校時間と連動して医務室を開けること。土日や祝日は休むことができます。病院と違って2交替や3交替の夜勤はもちろん残業もほとんどないので、家族やパートナーと一緒に過ごせる時間も長くなります。


また病院とは違い簡単な怪我の対処が多いので、死に直面するような緊張感も少なくてすみます。


大学の医務室で働く看護師のメリット

 夜勤残業なし、日勤のみ
 整った環境で安定した収入
 学校にあわせて夏休み・冬休みが取れる
 緊張感やストレスが少ない

大学の医務室で働く看護師のデメリット

 募集が少なく人気の職場なので倍率が高い
 臨床経験年数が問われる場合もある

大学の医務室は、看護師としてのキャリアを積んだ方でなければ雇用されにくい場合があります。例えば10年程と具体的な年数を基準に掲げて募集をしている場合もあるので注意が必要です。

これは、大学の医務室には学校医が常にいるわけではないので、怪我の対応・事務仕事・健康相談など看護師が少人数でこなさなくてはならないケースがあるからです。


年収は300?500万程度と平均的で、通勤は日勤のみ、残業も少なく整った環境の中で安定した収入を得られることから人気の職種ですが、募集が少なく求人も一般に公開されていません。

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