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2006年09月 アーカイブ

2006年09月07日

8月25日(金) - トヨタ、新安全技術を発表---今秋発売の「LS460」に採用

トヨタ自動車株式会社は、「事故を起こさないクルマ」の実現に向けた「統合安全コンセプト」に基づき、新安全技術を発表した(2006年8月25日)。歩行者検知機能、後方対応機能などを盛り込んだこの新技術は、9月発売予定のレクサスブランドの新型車「LS460」に採用される。

●統合安全コンセプト
車両に搭載された個々の安全技術・システムを連携させるとともに、道路インフラとの協調、他車から得た情報の活用、状況に応じた運転支援などによって「事故を起こさないクルマ」の実現を目指すもの。

トヨタ自動車ニュースリリース
http://www.toyota.co.jp/jp/news/06/Aug/nt06_041.html

※記事イメージです。リンク先は「設計製造.com」にしています。

8月21日(月) - 経産省、「今年のロボット大賞」創設 --- ロボット産業の発展目指す

経産省は、ロボット技術の革新や需要の喚起を図るため「今年のロボット大賞」を創設した。2006年9月21日まで応募を募っている。


ロボット大賞は、ロボット技術の開発・事業化の促進や用途拡大を図るとともに、ロボットへの認知度を高めるために設けられた制度。その年に活躍したロボットの中から、最も将来の市場創出への貢献度・期待度が高いロボットを選出し、経済産業大臣賞を与える。

募集対象は、今年(2005年9月1日から2006年8月31日)日本国内で活躍したロボット。 中小企業・ベンチャー部門に限り、部品も対象となる。

サービスロボット部門オフィス、家庭、公共空間などで各種サービスを行うロボット
産業用ロボット部門工場などの生産現場で製造の一部を担うロボット
公共・フロンティアロボット部門災害時の生存者探索、災害復旧、宇宙・深海調査など特殊な環境で働くロボット
中小企業・ベンチャー部門中小企業・ベンチャーが開発・製造したロボットまたはその一部を構成する部品

表彰位
「今年のロボット」大賞(経済産業大臣賞) … 1件
「中小企業特別賞」 … 1件
「優秀賞」 … 各部門数件、合計10件程度

有識者で構成される審査委員会が、将来の市場創出への貢献度や期待度の観点から、?社会的必要性 ?ユーザーの視点に立った評価 ?技術的先進性などの基準に基づいて審査する。

応募は、ウェブサイトからエントリーした後、応募用紙をダウンロードして郵送する。


「今年のロボット大賞」公式サイト
http://www.robotaward.jp/

2006年09月12日

8月31日(木) - ZMP、高音質のミュージックロボット「miuro」を発表 --- 先行予約受付開始

二足歩行ロボットを手がける株式会社ZMPが、自律移動機能を備えた高音質のミュージックロボット「miuro」を発表。広く注目を集めている。

初の自律移動機能を備えた、高音質のミュージックロボットが誕生した。
最先端のロボット技術が搭載された「miuro(ミューロ)」を開発したのは、二足歩行ロボット「PINO」「nuvo」などの開発・販売を手がけてきた株式会社ゼットエムピー(以下:ZMP)だ。株式会社ケンウッドの協力を得て設計されたmiuroは、iPodなどを装着できるネットワーク音楽プレーヤーで、家電としては世界で初めて自律移動を可能にしている。

miuro-p4.jpgmiuro-p5.jpg

定価は10万8800円で、初回出荷は12月を予定。公式サイトで先行予約を受け付けている。

■miuro公式サイト
http://miuro.com/

■TOPICS「ロボットと家電がコラボレート」(設計製造.com内)
/topix/07.html

2006年09月20日

9月12日(火) - 人ごみでも衝突知らず --- 日立製作所が新ロボット技術を開発

株式会社日立製作所機械研究所は、人ごみを縫って移動できるロボット技術(移動障害物回避技術)の開発に成功した。距離センサなどによって歩行者の位置や動く速度を検出し、人が歩くのと同じスピードでどこへでもいけるという優れものだ。ビルやホテルなどで客を案内するサービスロボットとしての活用が期待できるという。


日立はこれまで、人の動きに合わせて自律移動できる倒立2輪ロボット「EMIEW」を開発するなど、「人との共存」をめざしてロボット技術の高度化を進めてきた。今回の新技術は、自分で周囲の人を検知し、人の動きを推定して衝突や接触を回避できるというもの。技術の特徴は主に以下の3つ。


●人の感性に合わせてすれ違うことのできる動作の導入

人がロボットとすれ違うときに違和感を持たないように、人のすれ違う行動パターンをロボット移動制御に取り入れた。人の動き(位置と速度)を検出し、人の周りに一定の距離を持った円を想定して、この円にロボットが接するような最短距離の道筋を選ぶという方法をとっている。


●人の動きの確実な検出

ロボットEMIEWは、障害物の検出にレーザを用いた距離センサを使用している。人の2本の足までの距離を毎秒約40回測定することによって、人の位置と速度を正確に検出している。


●人の動きの変化に対応できるすれ違い動作

人が歩行途中で速度を変えたり、新たな人が現れたりする人ごみの状態に対応するために、障害物の検出、新たな道筋の作成、という手順を繰り返し行う。この手順の時間間隔は約0.5秒。これは一歩に要する時間と同じで、人の動きの変化に追随できる速さだ。

この新技術をロボットEMIEWに搭載して実験したところ、時速4.3kmで歩く4人の間を時速2.9kmの速度で滑らかにすれ違うことができたという。


■日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/index.html

2006年09月21日

9月21日(木)―名古屋にロボットミュージアム――「ロボットと人をつなぐ夢の空間」2006年10月オープン

2006年10月21日、日本初のロボットミュージアムが名古屋にオープンする。「人とロボットがどんな形で交わっていくのか」ということが全体のテーマ。子どもから大人まで、「見て」「触って」「楽しめる」施設になりそうだ。

名古屋市の中心地・栄にオープンする「ロボットミュージアムin名古屋」は、もともとデパート内の自動車ショールームだったスペースを改装した施設。不動産開発などを手がける株式会社アイディーユー(大阪市北区、池添吉則代表取締役)と、ロボット関連のメディア編集などを行う株式会社ジャイロウォーク(大阪市西区、石古暢良代表取締役)が、「次世代ロボットが普通にそこにいる空間」をテーマに共同で企画した。

ミュージアムは2階建てで延床面積788.41坪(2601.74?)。館内は以下の4つのエリアに分かれている。

■ミュージアム ROBOTHINK(ロボシンク)
ロボットミュージアムin名古屋の中核となるエリア。2階のロボット歴史博物館を中心に、1階では「ロボットとアート」の企画展を開催する。また「ロボットカレッジ」と題し、ロボットと人を繋ぐプログラムを運営・企画。常設展・企画展に関連したワークショップやレクチャー、施設ツアーなどを予定している。入場料は一般1300円、中学生1000円、小学生700円。

■ロボット未来デパートメント
最新テクノロジーを使ったロボット、大人のための高機能ホビーロボット、子供から大人まで楽しめるロボットトイ、懐かしいブリキやプラスティック製のロボットなど、世界中のロボットを集めた最大級のロボットメガストア&エンターテイメントストア。

■HATTORI LUSSO
ヨーロッパのトレンドをいち早く紹介する最先端のインテリアショップ。近未来型の生活空間を提案する。

■famires in ROBOT MUSEUM
自然と恵みとロボットが共存するカフェレストラン。近い未来に訪れるであろう日常生活を表現している。


ロボットミュージアムin名古屋
http://www.robot-museum.net/ 

2006年09月22日

9月26日(火)ー日本ビクター、「呼吸球式スピーカー」を開発――理想的な音場再生を実現

スピーカーの存在が感じられないほどの自然な音場――。
日本ビクターはこのほど、12面体構造の「呼吸球式スピーカー」を開発、24日までパシフィコ横浜で開催される「A&Vフェスタ2006」に出展している。

この呼吸球式スピーカーは、表面すべてが音の放射面となり、まるで“呼吸する”ように駆動するというコンパクトな球状スピーカー。直径約10?相当の球体を5角形のセグメントに分割し、それぞれをダイナミック方式の11個のドライバで駆動することで、サイズを超えたハイパワーと、10kHzに至るまで±1dB以内という均一な志向特性を実現しているという。

同社によると、「呼吸球」という名称は、60年以上前から“理想的な音源の代名詞”として使われている言葉で、開発者たちの目標の一つだった。
「呼吸球」の特長は主に次の4つだ。

・全方向に同じ波面を伝播する
・放射インピーダンスに乱れがない
・キャビネットによる回折がない
・平板状音源に近づいたときに起こる近距離音場の問題がない

これらによって一般の音源がもつ固有特性をなくし、スピーカーが存在していないかのような自然な音場をつくり出せるという。

日本ビクターニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2006/pulsating_sphere.html

2006年09月28日

9月28日(木)-ホンダ、燃料電池車「FCXコンセプト」の走行を披露――2008年に発売へ

ホンダはこのほど、新型燃料電池車「FCXコンセプト」の走行を公開するとともに、この燃料電池車をベースとした新型車を2008年に日本とアメリカで限定販売すると発表した。

「FCXコンセプト」は、05年の東京モーターショーに参考出品された4ドアセダンタイプの燃料電池車で、水素と酸素の化学反応で電気エネルギーを発生させる装置を搭載している。リース販売されている現行の「FCX」は水素や水を水平に流す方式だったが、新型車は上から下へと垂直に流す方式を採用。これによって、スタックの容積で20%、重量で30%の低減を実現した。

また、駆動モーターは出力を15kW高め、ギアボックスとの同軸化によって小型化。現行のFCXに比べ180kgの軽量化を果たすとともに、容積も約40%減らし、高エネルギー効率と動力性を両立させている。さらに、低温での始動性を大幅に向上させ、マイナス30℃の環境下での走行を可能にした。

今後、「FCXコンセプト」の主要技術をベースにさらなる開発が進められ、2年後の2008年には、新技術を搭載した燃料電池車が発売される。

HONDA ニュースリリース
http://www.honda.co.jp/news/2006/4060925c.html

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