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2006年11月 アーカイブ

2006年11月07日

10月31日――三洋、「ソーラー充電器」と「使い捨てないカイロ」を発表-「eneloop」ブランド第1弾

三洋電機は、太陽光で発電し「eneloop(エネループ)」充電池に充電ができるソーラー充電器「eneloop solar charger」を11月21日より、約500回繰り返して使える充電式カイロ「eneloop kairo」を12月より順次発売する。優れた経済性、環境性能もさることながら、そのデザイン性にも注目が集まりそうだ。


「eneloop solar charger」は、外部電源をまったく使わず、太陽光だけで充電できる充電器。太陽電池の発電エネルギーは不安定なため、内蔵されたリチウムイオンバッテリーに一度充電し、その後でeneloopに充電する仕組みだ。また、本体に備えたUSB端子を使って外部に電源を供給することもできる。
太陽電池パネルには、同社独自の「HIT太陽電池パネル」を採用。設置面積あたりの発電量は世界一を誇り、効率よくエネルギーを取り込むことができる。リチウムイオン電池に一度電気を貯めることで、単3形および単4形eneloop充電池1本から4本の急速充電が可能。単3形/単4形の混合充電もできる。充電時間は、単3形1-2本で約150分、3-4本なら約300分、単4形では1-2本で約75分、3-4本なら約150分で完了する。
デザインは、充電器としては斬新なピラミッド型。太陽の位置により、2段階に角度を変えて設置できる。

「eneloop kairo」は、従来のカイロのイメージを覆す、「使い捨てないカイロ」。本体内部に繰り返し使えるリチウムイオン電池を搭載しており、付属の専用ACアダプタをつないでAC電源から充電すれば、約500回にわたって繰り返し使ることができる。
また、電源のON-OFFを切り替えることによって、使いたい時にだけ使うことができるため、エネルギーを無駄遣いする心配もない。
さらに、自己温度制御機能をもった定温発熱体「PCT(Positive Temperature Coefficient)ヒーター」を採用することにより、マイコンで温度を制御することができる。設定温度以上への温度上昇を防止しながら、使用時の温度変化も抑えるという。温度は強弱の2段階で調整できる。12月1日発売。オープン価格。

■三洋電気 ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0610news-j/1031-1.html

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2006年11月10日

11月6日――三菱電機、人の位置を感知するエアコンを発表――12月中旬に発売開始

三菱電機は12月、床や壁の温度に加え、人の位置を検知できる世界初の多素子赤外線センサーを搭載したルームエアコン「霧ヶ峰ZWシリーズ」7機種を発売する。同社のヒット商品「霧ヶ峰」の発売から40年、「霧が峰の集大成」として送り出すこの新型エアコン。人の動きに合わせて運転することで無駄をなくし、最大で40%の節電を実現する。

人の位置を検知するのは、左右160度に動く多素子赤外線センサー「人感ムーブアイ」。部屋の中をサーチし、人がいる位置を感知してまわりの床温度をはかり、そこのエリアだけに気流を届けるという仕組み。自動的に空調エリアを絞り込んで運転することによって、最大40%の節電ができるという。また、部屋に誰もいないと判断すると、消費電力を抑えた「不在省エネ運転」に自動で変更。これにより、さらに10% の節電が可能になる。

運転モードは2つあり、冷暖房の使い始めにすばやく冷やす(暖める)「おまかせモード」、室温が安定したら風の当たり感をなくす「風ソフトモード」をボタンで切り替えることができる。これは、気流を吹き分ける「Wフラップ」によるもの。風に当たりたくないときにリモコンで「風ソフトモード」を選ぶと、感知した人のエリアにソフトな気流が送られる。

自動清掃機能としては、フィルタのホコリをブラシによってダストボックスにためる「フィルターお掃除メカ」のほか、送風ファンや熱交換器、風路のカビの発生を低濃度オゾンによって抑制する「オゾンシャワー洗浄」を搭載。内部を常に清潔に保つことによって、汚いまま使い続けた場合に比べて約30%の電気代が節約できるという。

本体の横幅は798mmで、据付面は三尺間の和室にも対応可能な横幅785mm というコンパクトサイズ。さらに、2010年省エネ基準もクリアしている。

このZWシリーズは計7機種で、本体色はそれぞれピュアホワイトとブラウンの2種類。12月中旬から来年3月中旬にかけて順次発売する。オープン価格。

■三菱電機 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2006/1106.htm


11月7日――バイオディーゼル燃料製造を簡略化するイオン交換樹脂が誕生――ドイツのランクセスが開発

ドイツの化学会社ランクセスは7日、バイオディーゼル車の燃料製造過程を大幅に簡略化できるイオン交換樹脂「レバチットK2567」を開発したと発表した。レバチットは、再生可能な原料から製造された樹脂で、エンジンにダメージを与える塩分や灰分、グリセリン化合物などを除去する働きを持つ。バイオディーゼル燃料は環境への負荷が少なく、石油の代替燃料として期待されているだけに、製造工程の簡略化は普及に向けた大きな一歩となりそうだ。

バイオディーゼル燃料の原料である植物油の多くは、エステル交換時に発生するグリセリンの化合物を含んでいる。バイオディーゼル燃料を製造する上で、この遊離グリセリンを最小限に抑えることが大きな課題となっていた。従来の技術では、この遊離グリセリンの分離工程は困難な上、有機汚染された排水が発生するという問題があったが、酸性イオン交換樹脂のレバチットK2567は、含有成分であるスルホンアンカー基のナトリウム型がグリセリンや他の不純物に効率的に吸着するため、この分離工程の簡略化が可能になった。

バイオディーゼル燃料を自動車に使用することが認められれば、厳しい欧州規格EN14214によって、その品質の高さが保証されることになる。欧州規格EN14214は、バイオディーゼル燃料に含まれる腐食性の水や、エンジンに付着する可能性のある塩分と灰分の含有量を微量に抑えるよう定めているほか、合金を腐食させる性質のある遊離グリセリンの含有量を最小量にするよう規定している。

レバチットK2567を使用した場合の製造工程としては、最初に脂肪酸メチルエステルを低粘度メチルエステルに変換。この過程で、大半のグリセリンを物理的に分離する。次に、30℃から40℃に調整されたイオン交換カラムで精密洗浄する。

イオン交換器の処理能力は、通常、樹脂量2立方メートルから3立方メートルで約1時間あたり4立方メートル。イオン交換カラム処理前は、未精製のメチルエステルのグリセリン含有量は約500ppmだが、イオン交換カラム処理後は10ppm以下、重さにして総重量の0.001%にまで減少する。 これは、欧州規格EN14214で定められた数値の200ppmをはるかに下回るもの。また、灰分とアルカリ性度は、異なるイオン交換器グレード(レバチットCNP80)を使用することによって除去する。

通常の場合、イオン交換樹脂は1週間に1度程度の頻度で再生が必要だが、再生は2ベッドボリュームのメタノールでイオン交換カラムを約1時間洗い流すだけの簡単な作業で済み、再生後はすぐに処理を再開することができる。

バイオディーゼルは軽油と同様の燃料で、ディーゼルエンジンを持つ車両や船舶、農耕機具、発電機などに使用されている。環境問題やエネルギーの海外依存などさまざまな問題がクローズアップされる中、石油燃料に代わる次世代の燃料として注目を集めている。

[ランクセス株式会社]
ドイツを本社に、世界18カ国におよぶ50以上の拠点で事業を展開する大手化学会社。化学会社バイエルの化学品事業とポリマー事業の一部を母体として2004年に設立。化学品や合成ゴム、プラスチックを製造し、その製品ポートフォリオは、基礎化学品、機能性化学品、顔料、プラスチック、合成ゴム、ゴム薬品、皮革用化学品、繊維加工用化学品、物質保護剤、イオン交換樹脂など多岐にわたる。従業員数は約 17,200人で、2005年の総売上は約72億ユーロ。

■ホームページ
http://www.lanxess.jp/lcs/jp/index.html

2006年11月21日

11月17日(金)――「3D Design Contest 2007」開催!学生クリエーターの作品求む!! ――優秀作品は実用化も

ソリッドワークス・ジャパン、日本HPおよび当サイト「設計製造.com」が協賛する「3D Design Contest 2007」(3D Design Contest 実行委員会主催)の開催概要が決定した。
このコンテストは、次世代を担うクリエーターの育成を目的に開催するもので、大学や高等専門学校、各種学校の工業デザインを目指す学生を対象にしている。

3d_contest_poster.jpg

募集する部門は、テーマ部門と自由部門の2部門。優秀な作品は広く公表し、実用化も検討する。審査委員会は、協賛の各社で構成し、審査委員長として第一線で活躍中のデザイナーを迎える。

募集内容は以下の通り。

■テーマ部門: テーマ「携帯電話」
携帯電話の使われ方は、メールのヘビーユーザーから、写真撮影、テレビ電話など、その人の生活によってさまざまだ。また使う人々も子供からお年寄りまでとても幅広いものになっている。そうした身近な携帯電話を独自の視点でとらえ、デザインした作品を募集。アイデアの斬新さや工夫ポイント、出来上がりイメージなどが評価のポイントとなる。
審査の視点:「ユニバーサル性」「ユビキタス性」など

■自由作品部門
テーマにとらわれず、3次元CADを使って自由な発想で作成した「デザイン」を募集。3次元CADの利点を生かしたダイナミックさや、商品化の可能性の高さ、モデリングのクオリティなどを評価する。
審査の視点:「デザイン性」「機能性」「モデリングのクオリティ」など

■応募概要
[応募資格]
高校・専門学校・工業高等専門学校・大学などの在校生で個人またはチーム(2007年3月末時点で在籍の方)

[応募費用]
無料

[エントリー期間]
2006年12月1日-2007年3月末
設計製造.comよりリンクされた専用エントリーフォームより登録

[作品送付締切]
2007年4月末

[結果発表]
2007年6月上旬「設計製造.com」上にて発表
2007年6月18日-20日開催のイベント「CREATIVE WORLD」にて表彰式を予定 

[使用ツールの条件]
テーマ部門「携帯電話」については、SolidWorksを使用して作成すること。持っていない場合は体験版を用意。自由作品部門については、使用する3次元CADソフトは自由。

[賞]
テーマ部門: 大賞:1名、ユニバーサル賞1名、ユビキタス賞1名
自由作品部門: 優秀賞:5名
審査員特別賞: 若干名(両部門で)

[賞品] 
●テーマ部門
・大賞  1名
・ユニバーサル賞 1名
・ユビキタス賞   1名      
  
●自由作品部門:
・優秀賞  1名

[提出物]
テーマ部門: SolidWorksの標準3Dビューアーである「eDrawings」のデータ
自由部門: 「eDrawings」、「Adobe Acrobat 3D」等の3Dビューアー用のデータ


主催: 3D Design Contest 実行委員会
協賛: ソリッドワークス・ジャパン株式会社/日本ヒューレット・パッカード株式会社/「設計製造.com」
協力: アドビ システムズ 株式会社
後援: 株式会社ワークスコーポレーション


コンテストについての問合せ先
3D Design Contest 実行委員会事務局
住所:104-8167 東京都中央区銀座6-17-2 E-グラフィックス コミュニケーションズ株式会社内
TEL:03-3545-7678
FAX:03-3545-7788
e-mail:3ddc@opennet.jp

2006年11月24日

11月18日(土)――2006-2007日本カー・オブ・ザ・イヤーはトヨタ、レクサス「LS460」――三菱「i」も健闘

2006-2007の日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定した。トップの座に輝いたのは、トヨタ自動車のレクサス「LS460」。インポート・カー・オブ・ザ・イヤーにはシトロエン・ジャポンの「C6」が選ばれ、特別賞としてMost Fun賞にアウディ「TTクーペ」、Most Advanced Technology賞に三菱自動車「i」、Best Value賞はホンダ「ストリーム」が受賞した。

「レクサスLS460」は、最先端の安全装備と環境性能のほか、8速オートマチックトランスミッションなどによる質の高い走行性能と乗り心地のよさが世界トップレベルであると評価された。また、Most dvanced Technology賞に選ばれた「i」は、軽自動車という限られた規格の中で、際立った走行性能と安全性を備えながら、リアエンジンの配置により実用的な居住空間を確保したこと評価された。

日本カー・オブ・ザ・イヤー2006-2007は、2005年の11月1日から2006年の10月31日までに発表または発売された乗用車が対象で、63人の選考委員が最高点を10点として25点の持ち点を5車に配点。合計点が一番高かった車を日本カー・オブ・ザ・イヤーとした。

■公式サイト
http://www.jcoty.org/

2006年11月28日

11月27日(水)――五感に訴える浴室環境を提案する「NEW浴Program」スタート――東京ガスなど4社が実験開始

東京ガス、東邦ガス、NTT、NTTコミュニケーションズの4社は11月27日、利用者の好みに合わせて入浴方法や浴室空間をカスタマイズする“NEW浴Program”の実験を開始した。ガス機器や家電といった4社の技術を結集し、リラックスの場であるバスルームの新しいあり方を目指す。

NEW浴Programとは、浴室や湯の温度、湿度、明るさ、香り、映像、音楽を総合的にコントロールすることによって、人間の五感へうったえる浴室環境を提供するという斬新な取り組みだ。浴室にテレビを設置し、ユーザーが選択した入浴プログラム(リラックスプログラム、美容プログラム)に合わせてガイダンス映像を表示したり、ネットワークに接続されたガス機器(ミストサウナ、給湯暖房機)、照明機器、香り発生装置、VOD(ビデオ・オン・デマンド)機器、ハードディスクレコーダ(HDR)などを自動的に制御して稼動させる。さらに、緊急地震速報を活用し、地震発生時に予測震度・地震到達予測時刻をTV画面に表示するといった危険告知機能もある。

各社の役割としては、東京ガスと東邦ガスが快適な入浴方法の研究やガス機器の開発を行い、NTTが
OSGiに基づくサービス技術と機器制御技術を、NTTコミュニケーションズが香り通信や緊急地震速報、OCNシアターなどブロードバンドコンテンツサービスを手がけた。

システム面の特徴として、機器の遠隔・自動制御にOSGi(open service gateway initiative)技術を用いたことが挙げられる。1台のゲートウェイに複数の機器の制御ソフトウエアをダウンロードして集中制御。新しいサービスや機器を追加する際には、ゲートウェイがサービス管理サーバーなどと連携して必要なソフトウエアをダウンロードして実行する。

実験は、東京ガスのモデルハウス「暮・楽・創(くらそう)ハウス」で、3月末までの予定で行われる。そのなかで、NEW浴Programの受容性・操作性・利便性や各機器の操作性・利便性、バスルームの快適性などが検証される。これらの検証内容をもとに、機器制御機能などのさらなる充実を図り、より快適な浴室空間の提供を目指すという。

■ニュースリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20061127-01.html

2006年11月30日

11月24日――松下、コンパクトデジカメの「漆」モデルを限定発売――WEBサイト上で受注開始

松下ネットワークマーケティング(MNMC)は12月12日、和の心を生かした限定商品として、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX 漆」モデルを500台限定で発売する。価格は59,800円で、11月24日から予約を受け付けている。また、11月25日から同社ショウルーム「パナソニックセンター東京・大阪」で展示されている。

この製品は、坂本乙造商店の協力を得て、同社が8月に発売した「FX07」の外装に、漆素材を使った特殊な塗装を施した5種類(古今、いぶし銀、古木乾漆、玉虫、黒銀乾漆)の限定モデル。日本の伝統美につながる漆技術を使うことによって、撮る人の心を惹きつける商品を目指したという。さらに、和を演出する特製の「組み紐」を同梱、本体は専用の「桐箱」に収納される。

ベースとなる「FX07」は、720万画素CCDを採用しており、広角28mm撮影の広がりを楽しめるモデル。「光学式手ブレ補正機能」や「被写体ブレを軽減する高感度対応」に加え、被写体の動きを検知してシャッタースピードとISO感度を自動設定する「インテリジェントISO感度コントロール機能」を世界で初めて搭載している。

「LUMIX 漆」モデルは、11月25日から同社のショッピングサイト「PanaSense(パナセンス)」で受注受付を開始している。

■ショッピングサイト「PanaSense」
http://www.sense.panasonic.co.jp/

■ニュースリリース
http://www.sense.panasonic.co.jp/new/release/20061124.html

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