凸版印刷株式会社は2008年2月13日、平面状の印刷物の画像が切り替わったり、立体感を持たせることのできる「ステレオ印刷」において、新製品『ステレオ印刷ポップアップ3D』(特許出願中)を開発したことを発表した。
『ステレオ印刷ポップアップ3D』は、特殊なメガネなどを使わずに「画像の起立効果」が感じられる「ステレオ印刷」として、世界で初めての開発・商品化となる。
従来の「ステレオ印刷」が、画像に対して平行に視点を据えないと立体に見えなかったのに対し、『ステレオ印刷ポップアップ3D』は、斜めから見て立体画像を認識することができる。そのため、これまでは正面から見る際の最適な位置として、壁に立掛ける方法をとっていたが、今回は、床などの平面に置いて使用可能。キャラクターなどの画像が、あたかもそこに立っているかのように見える、これまでにない非常に優れた「起立効果」を実現し、見る者は、よりリアルで正確な立体感を得ることができる。
『ステレオ印刷ポップアップ3D』では、凸レンズを並べて形成した「レンチキュラーレンズ」に、特殊な設計を施した3DCG画像の印刷物を組み合わせている。
今回、正面からではなく斜めからの視点で立体と認識できる3DCG画像を制作している。さらに立体効果が強調されるデータ補正方法を確立し、レンチキュラーレンズと組み合わせた時に、最適な立体効果を引き出す3DCG画像に変換しているという。
『ステレオ印刷ポップアップ3D』は、2008年2月13日より、販売が開始される予定。アイキャッチ効果の非常に高い「起立効果」を活かし、まずは店頭で平置きされるようなPOPや本の表紙、映画館などのアミューズメント施設の床面広告、食品・飲料、雑誌などの付録・プレミアムなどの様々な用途での販促用途として積極的に拡販していく方針だという。その他、博物館や美術館が保有している収蔵品などを3次元で保存し、印刷物として広く一般に公開することも可能である。
凸版印刷
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