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ココロの歯科実習用ロボット「シムロイド」

サンリオの関連子会社ココロのブースでは、本物の女性と見間違えそうなリアルな歯科実習用ロボット「シムロイド」が実演を行っていた。愛・地球博にも出展した「アクトロイド」の技術を応用し、人間に酷似した表情を再現することができるロボットだ。口腔内には各種センサーが組み込まれ、実習生が手元を誤って傷をつけてしまった場合には、人間のように顔をしかめる、声をあげる、嘔吐反応を見せるなどの「不快感」を示す。
また、研修のシナリオに沿った形でセンサーのON/OFF状況などの履歴がすべて残り、映像や音声と連動して研修の過程を再生することができる。

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東京理科大学工学部小林研究室の「マッスルスーツ」と「SAYA」

東京理科大学工学部機械工学科・小林宏助教授の研究グループが開発した、要介護者や障害者などの上半身動作を補助する支援機器「マッスルスーツ」(左)。顔の皮膚にシリコン樹脂を使用し、人との応対の会話だけでなく、空気圧で収縮する駆動装置で制御され「喜怒哀楽」の様々な表情を作り出す「SAYA」。SAYAは呼びかけると音声認識で応答してくれる。

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走行ロボット開発支援プラットフォーム「セグウェイ」と「BlackShip」

日本SGI株式会社は同社が販売している走行ロボット開発支援プラットフォーム「BlackShip」や「セグウェイ」の展開例を展示していた。 BlackShipは研究開発に用いられている。たとえば日立製作所基礎研究所ではBlackShipを活用してRFIDリーダをつけて環境情報を読み取りながら移動するロボットを製作し、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術と組み合わせた空間モデルマッピングの研究を行なっているという。

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安川電機「第10世代液晶ガラス基板搬送ロボット」と「MOTOMAN-SDA10」

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床に落ちた物を拾うことができるサービスロボット「SmartPal」

「第10世代液晶ガラス基板搬送ロボット」の巨大な姿が目を惹く安川電機ブースでは、先日発表されたばかりの、さらにスリムになった双腕ロボット「MOTOMAN-SDA10」が和太鼓を前に華麗なバチさばきを披露した。 また床に落ちた物を拾うデモを行ったサービスロボット「SmartPal」は、腕部や手部、移動部などの機能単位でユニット化され、追加・変更が容易な構成になっており、用途に適したユニットを組み合わせることで、非製造業分野の多様なニーズに柔軟に対応できる。

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システクアカザワの二足歩行ホビーロボット「PLEN」

システクアカザワの机の上で安全に遊べる二足歩行の小型ロボット「PLEN」。ホビーロボットとしての機能性を重視した、親しみやすいデザインとベーシックなフォルムを追求している。40種類以上のモーション(動作)があらかじめ内蔵されているので、購入後、すぐに遊ぶことができる他、付属の専用ソフトを使用し、自由にモーションを作成することも可能。


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ダイナミックかつ繊細な動きをアピールする産業ロボットとは対照的に、サービスロボットゾーンでは、動きは決して派手ではないものの個性的なロボット達が来場客の注目を集めた。展示されたロボット達の用途は案内や受付、清掃、医療補助、介助、災害現場や水中の探査など多岐に渡る。しかし、それらはいずれも非常に高額であり、動作環境も限られているため、導入されているのは、企業や公共の施設内にとどまっている。一部の「面白いこと」や「可愛いこと」に特化した小型ホビー用ロボットや小型の清掃用ロボット以外は、まだまだ一般消費者家庭で購入するには敷居が高いといえるだろう。

ロボット研究者や産業用ロボットが導入されている工場の従業員など、ごく一部の人以外にとっては、ロボットは公共施設などで展示、導入されているのを時折見かけるくらいで、まだまだ身近な存在とはいえない。一般消費者にロボットに対する理解や関心を深めてもらうためにも、今後は家庭内でも導入が可能な価格帯でありながら、家事の手伝いや介助、警備などの実用に役立つロボットの開発が待たれる。

また、分野を問わず目につくのが、アニメキャラクターのような、可愛らしく、カラフルな外観のロボット。親しみやすく目立つという点では確かに効果的なのだが、どうしても子供っぽい、オモチャっぽいという印象を受けてしまう。子供向けの公共施設などへ設置するならば良いが、大人が多い場所、例えば企業施設やホテルなどでは、違和感を感じさせてしまいそうなロボットが多かった。
今回は出展していなかったが、京都大学ベンチャー、ロボ・ガレージの小型二足歩行ロボット「FT」のように、美しさや優雅さを追求したデザインのロボットがもっと開発されても良いのではないだろうか。

課題や問題は多い。しかし、ロボットが人の生活風景の中にごく自然に溶け込みながら活躍していく。そんな未来が決して遠くないという可能性を、「2007国際ロボット展」で垣間見ることができた。

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